迷いと決断ー仕事を続けるのか、専業主婦になるのか。
こんにちは。yumiです。
今日はイーアイデム様主催のりっすんブログコンテスト『迷い』と『決断』について記事にしたいと思います。
私の人生で大きかった『迷い』と『決断』。
それは、息子を妊娠した時、『仕事を続けるのか、専業主婦になるのか。』ということでした。
専業主婦希望だったけど、働き続けるべきなのか
昔から漠然と『将来は専業主婦になりたい』と思っていました。
理由は、私の母が専業主婦だったので、家に帰ると母親が迎えてくれることは当たり前で私もそうなるんだと思っていました。
20代のうちに結婚して出産した友人も結婚か妊娠を機に退職する人が多かったです。
私が結婚したのは、32歳の時でした。その頃は結婚、出産後も仕事を続けるのが当たり前で、『一億総活躍社会』が掲げられた頃でした。
私も結婚した後も仕事を続けていましたが、すぐに妊娠が発覚しました。
そこで大きな『迷い』が始まりました。
世の中は働くことが当たり前で働きやすい環境になってきている。経済的にも働く方が将来の為に良いに決まっている。
だけど、子どもが小さいうちは、預けずに自分で育てたい。
主人に相談すると、『とりあえず育休を取ってそれから考えてみてはどうか。』という意見でした。主人はどちらかと言うと、働き続けて欲しいようでした。
私は育休とは復帰が前提の制度であり、育休を取る以上は必ず復帰しなければならないと思っています。育休を取るだけ取って退職することは嫌でした。
だから、早く決断をしなければならないと思っていました。
一番の不安は復帰後のこと
私が働き続けることで一番不安だったことは、クライアントに迷惑をかけることでした。
私は小規模の法律事務所で秘書をしていました。
先生一人につき一人の秘書が事務を担当していたので、一つの仕事を何人かで分担するのではなく一人で抱えている状況でした。
その為、私が休みを取ると、私の仕事は誰も代わりにしてくれないということです。
結婚式の後、シルバーウィークと慶事休暇を利用して一週間休んだことがありました。その際、申し訳ないと思ったのですが、『事務所全体でフォローするから気にしないで。』と有り難い言葉を頂きました。
ただ、休暇から戻ってみると、急ぎの案件は処理して下さっていたものの、少し時間に余裕がある案件に関しては、処理されておらず、しばらく一週間分の作業に追われたことがありました。
そして、他の方へ転送されていたメールの中に急ぎの案件があったにもかかわらず、誰も対応して下さっていないということもありました。
もちろん、私が自己都合で長期休暇を頂いたので自己責任で対応しなければならなかったのですが、育休を取った場合、同じ状況になるのではないかと思ってしまいました。
職場には時短制度もあり、復帰後時短勤務をすることも可能だったのですが、今まで7〜10時間かけてしていた仕事を時短で処理しなければならないのかと不安になりました。
大企業だと育休、復職の制度が整っていると思いますが、私の職場では制度があっても実際に利用することは難しく、私より以前に育休を取得された方は一人もいませんでした。
仕事をする上で私は『クライアントにとって最善の仕事をして、信頼を持って頂くこと』を大切にしていたので、クライアントに迷惑をかけることだけはしたくないと思っていましたが、育休を取得し、時短勤務になることは迷惑をかけることになるのではないかと考えるようになり、育休を取って仕事を復帰することは難しいと思うようになりました。
そして、妊娠した後は日に日に母性が強くなってきて赤ちゃんが何よりも大切に思うようになりました。
そこで、私は仕事を続けるのか、専業主婦になるのか。『迷い』続けた結果、専業主婦になることを『決断』しました。
決断した後
息子が産まれて1年8ヶ月後、娘が産まれました。
毎日バタバタと過ごす中で、子ども達と過ごす時間は何よりも贅沢な時間で何気ない日々が本当に幸せです。
独身の頃は、料理教室や茶道を習ったり、友人とご飯に行ったり、休みの日はほとんど出かけるという生活を送っていた私ですが、子どもが産まれてからは習い事も辞めて、子どもを預けて出かけたことは、友人の結婚式か歯医者に行く時ぐらいで子どもとずっと一緒で、育児が全く苦ではありません。
だけど、少し自分の時間が出来た時、子どもにきつくあたってしまった時、ワーママと会った時、世帯年収の話を聞いた時、ふと、働いていない罪悪感と世の中からの疎外感で、私の決断が正しかったのかと悩む時があります。
きっと働き続ける決断をしていても、これで良かったと思う反面、子どもを預けることに本当に正しいのか悩んでいたと思います。
ワーママを選んだ方、専業主婦を選んだ方、誰もが迷い、自分の決断についてこれで良かったと思うものの、少しはこれで良かったのか悩んでいると思います。
専業主婦になるのか働き続けるのか。この迷いと決断は簡単なことではありません。
でも周りに何と言われようと自分の出した決断に誇りを持って日々生活していきたいです。
最後に
普段、もやもやした思いをこうやってブログに記事することができて少しすっきりしました。
文章にして伝えることは難しいけど、少しでも共感して下さる方がいれば嬉しいです。
子ども達が幼稚園に通い始めたら正社員は無理でも働きたいと思っているので、あと2年、この贅沢な時間を充実させていきたいです。
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