食物アレルギー専門の小児科に通うまでの経緯と初めての診察
こんにちは。yumiです。
食物アレルギー専門の小児科に通い始めてもうすぐ1年9ヶ月になります。今回は、食物アレルギー専門の小児科に通うことになった経緯を記事にします。
麩を食べて小麦アレルギーが出たその後
息子が生後7ヶ月の時に麩を食べさせて小麦アレルギーを発症してしまい、その際にかかりつけの小児科で診察していただくと
『2歳までは小麦を除去して下さい。』と言われました。
2歳になったら大丈夫なのか❓
また麩を食べさせたらいいのか❓
他の食物は大丈夫なのか❓
量はどれくらいから始めたらいいのか❓
とにかく不安でした。
以前もブログに書きましたが、食物アレルギーの子どもは増えてきていると言われているものの、私の仲良い友人の子どもで食物アレルギーがある子は一人もいなかったので、身近に相談相手もいませんでした。
かかりつけの小児科では念の為、5大食物アレルギーの血液検査をして下さったのですが、十分な血液量を採取できず、結局、小麦の項目のみの結果となりました。
小麦アレルギーの結果は、0〜6段階のうち、クラス『3』で陽性でした。
食物アレルギー専門の小児科に通うことにした理由
乳児湿疹からお世話になっている皮膚科の先生にプロペトをもらいに言った際に、小麦アレルギーが出たことを伝えると、『今のかかりつけの小児科でもいいけど、専門の小児科を紹介することも出来ますがどうしますか❓』と仰って下さいました。
ただ、紹介して下さった小児科は車だと50分、電車だと最寄駅の路線ではないので、車で20分かから駅から電車で10分の場所にありました。
皮膚科を通う際のポイントも通いやすいことを重視していたので、本当に悩みました。
皮膚科の先生が紹介して下さった理由としては、
・大病院で小児科部長を務めていた先生が開業された小児科であること。
・少し遠いとは言え、駅近だから電車で行けばそこまで大変ではない。
ということでした。
生後9ヶ月の赤ちゃん連れで電車に乗ることは私にとってはハードルが高すぎて、2番目の理由は納得いかなかったけど、信頼している皮膚科の先生の紹介ということで、安心感がありました。
近くにあるアレルギー専門の小児科をインターネットで調べてみましたが、
どこがいいのかよく分からない。
通うのは大変だけど、まだ通える範囲。
幼稚園入るまでにアレルギーを克服したい。
専業主婦だから時間はある。
いっぱい悩んで通うことに決めました。通わないことにして除去しただけで、幼稚園児になっても治っていなかったら後悔すると思いました。
主人に相談したら、『遠いのにわざわざそこまで通う必要があるのか。近場で見つからないのか。』と言われ、また悩みました。
アレルギー専門の小児科はどういうものなのか、どういった治療をするのか、とりあえず一度だけ行ってみることにしました。
初めての診察
皮膚科の先生に紹介状を書いていただき、アレルギー専門の小児科に行きました。
麩を食べてアレルギー反応がでたこと
血液検査の結果、小麦はクラス3だったこと
他の食物は分からないこと
今までのことを説明しました。
私はてっきり血液検査をして下さるのだと思いましたが、『経口負荷試験をしていきましょう』とのことでした。
食物経口負荷試験は、食物アレルギーの最も確実な診断法であり、確定診断および耐性獲得の確認を主な目的として実施するものです。
先生が仰るには、『血液検査で陽性の数値が出たからと言って食べられないわけではない。少しずつ摂取することにより、耐性を獲得することが大切』とのことでした。
小麦を例にすると、病院で1g摂取して、何も症状が出なければ、家で1〜2週間ほど毎日1g摂取し、次に病院で2g摂取して‥‥という風に少しずつ摂取して量を増やしていくやり方です。
通うのかまだはっきりと決めていませんでしたが、次の予約をして帰りました。
そしてそのまま現在に至ります。笑。
アレルギー専門の小児科に通ってみた感想
私は、アレルギー専門の小児科に通ってよかったと思っています。
また記事にしますが、息子は小児科での経口負荷試験で大きなアレルギー反応が2回ありました。
小麦に進む時も『恐らく時間がかかります。』と言われたので、除去しただけでは克服出来なかったのではないかと思います。
初めて小児科に訪れて1年9ヶ月。まさかこんなに通うことになるとは思いませんでしたが、徐々に食べる量が増えていくことは嬉しいことで、通うことに対して苦痛や不満を感じたことはありません。
先にも述べた通り、家から決して通いやすい場所ではありませんが、普段あまり行くことのない場所なので、週一回の楽しみにしています。観光名所も近くにあるので、主人が有休とってくれて一緒に観光したり、美味しいレストランやカフェにも寄ったり、イベントにも参加したり、通っていなければ出来なかった体験ができて楽しんでいます。
こうして息子と一緒に、娘の妊娠中も、産まれた後は3人で、毎週のように電車乗って通ったこともいつか良い思い出になるのかなとも思います。
あと、電車に乗り慣れたおかげで、都会へ電車でお出かけする時もお利口にしてくれていたり、電車のお出かけが大変と思わないようになったことも良かったです。
最後に
アレルギー専門の小児科に通うべきか通わなくて良いのか、悩む方もいらっしゃると思います。
私はとにかく、『幼稚園入るまでには克服したい』という思いが強かったので、通って良かったと思います。
なぜ、幼稚園までかと言うと、
アレルギー専門の小児科に通い始めた頃、当時幼稚園年中児の姪っ子に、『クラスにアレルギーのお友達がいるよ。給食の時、別のテーブルで食べているよ。』と何気なく言っていて、本人も周りも認識しているのは少し可哀想なことかなと感じたからです。
まだ卵の治療中ですが、これからも息子と娘と一緒に楽しく通おうと思います。